AFSC（アルファフォーラムサポートセンター）とは
工務店等に木造住宅の構造計算や性能表示を支援するネットワーク組織
構造設計のディファクトスタンダード（業界標準)を目指す
住宅市場がストック重視に向かうなかで住宅の資産価値を担保するものとして構造躯体が改めて注目されています。全自動プレカットを経由する木造住宅では、ほとんどの場合、プレカット工場が構造設計を手がけているにもかかわらず、単なるＣＡＤ入力としかみなされず、正当に評価されていないのが実情です。
AFSCではＣＡＤ入力の際の伏図作成を設計行為と捉え、建築士事務所登録を行い、プレカットの加工賃とは別に構造計算を行い、きちんとした対価をもらっていく方向で事業を進めています。許容応力度計算についてはどの支部が計算しても同じ結果となるよう荷重の拾い方やモデル化の仕方などで共通のルール(統一基準）を作成するなど、構造設計の技術力を高めていく様々な取り組みを推進しています。
組織について
実物件を構造計算する際には、基準値やモデル化など構造設計者の判断に委ねられている部分が多くあります。「AFSC」 として受注した構造計算については、どのAFSC支部が計算しても同じ結果となるような基準と技術力の向上が必要です。そのため、ＡＦＳＣでは構造計算基準会議を重ね、統一基準を決定し手引きとしてまとめました。
ＡＦＳＣ支部になるためには、事業所に ｢ＡＦＳＣ技術者(詳しくはAFSC技術者とは）｣ を１名以上備えていただいた上でＡＦＳＣ支部としての登録をしていただくことが必要です。 ＡＦＳＣ支部に対して 本部からサポート業務を実施するための ｢ＡＦＳＣ業務マニュアル｣ や 技術関係情報をご提供いたします(詳しくは提供サービス）。また、年に数回連絡会議を開催して情報交換を行っています。
| 組織名 | アルファフォーラム・サポートセンター
（ＡＦＳＣ(アフサック）＝Alfa Forum Support Center） |
|---|---|
| 本部 | 株式会社アルファフォーラム |
| 登録料 | 登録料：432,000円（初回のみ、税込み） |
| 年会費 | 年会費：129,600円（税込み） |
| 登録期間 | 無期限。ただし、AFSC技術者がいなくなった場合は支部としての資格を失います。 |
AFSC連絡会議の様子
